朝日新聞社説 憲法記念日に―失われた民意を求めて

 洒落に目くじらたてることはないのだけど、これはひどいな。

 小さな「憲法」で、そんな危機を乗り切ろうとしている自治体がある。
 北海道福島町は津軽海峡に面した5千人余りの町だ。推計では、2035年には2千人余りに減る。
 その町議会に、全国から視察が絶えない。積み重ねた議会改革と、その末にまとめた「憲法」、議会基本条例を学びにくるのだ。

 それって憲法ではないです。
 というか、それって聖徳太子十七条憲法の類です。
 朝日新聞って憲法がなんだかさっぱりわかっとらんのではないかな。
 憲法ちゅうものは、国民が委託した国家権力に歯止めをかける規定なんですよ。民主制度(democracy)というのは、いかに委託された権力を阻止するかそのバランスの機構でもあるんだが。