腹案

 ⇒首相 徳田元代議士宅を訪問へ NHKニュース

普天間基地の移設問題をめぐって、政府は、沖縄県で開かれた県民大会も踏まえ、普天間基地の基地機能をできるだけ県外へ移したいとしており、名護市のキャンプシュワブの陸上部に短距離の滑走路をつくったうえで、鹿児島県徳之島にヘリコプター部隊を分散移転するなど、沖縄県内と県外の複数の移設先を組み合わせる案を検討しています。こうしたなか、鳩山総理大臣は、徳之島がある衆議院鹿児島2区から選出されていた元衆議院議員徳田虎雄氏の東京都内の自宅を28日訪ね、意見を交わすことになりました。鳩山総理大臣としては、徳田氏が徳之島の出身で、政界を引退したあとも強い影響力があることから、沖縄の負担軽減と普天間基地の危険性の除去を図る観点から、最終調整を進めている政府案の取りまとめに向けて、協力を求めたい考えとみられます。

 ⇒徳田前議員が難病を告白 人工呼吸器付け、あいさつ(共同 06/11/30)

 前衆院議員の徳田虎雄氏(68)が29日、全身の筋肉が動かなくなる進行性の難病、筋委縮性側索硬化症(ALS)にかかり闘病中であることを、横浜市で開かれた患者団体「日本ALS協会」の設立20周年記念式典に参加して告白した。
 徳田氏は車いすで秘書らに伴われ、壇上へ。人工呼吸器を付けており会話はできないため、事前に用意した文章を一文ずつ指さし、秘書が代読。「駆け出しの患者です」と切り出し「人生は苦しいことが多いほど豊かになる。神はぼくをもっと幸せにするためにこの病気を与えた」などと笑顔を見せた。
 その後、会場を回り患者一人一人と手を握り合った。
 医療法人徳洲会によると、徳田氏は2002年春に発症。その後、症状が進行して自発呼吸が難しくなり、気管切開をして人工呼吸器を付けた。徳洲会理事長の職務をこなす以外はここ2、3年、人前に出ることはなかったが、この日はほかの患者に会いたいと思い立ったという。
 自由連合代表だった徳田氏は、04年2月ごろから病気を理由に療養し、昨年8月に政界引退を表明した。

 事前に用意した文章を一文ずつ指させるかどうか。
 背景
 ⇒非公式な面談はお断り|衆議院議員 徳田たけし オフィシャルブログ
 ⇒基地移設問題について|衆議院議員 徳田たけし オフィシャルブログ

まずは、はっきりと鳩山総理の「腹案」つまり「政府案」を発表すべき。
報道にあるように本当に徳之島が入っているのか、
もし徳之島というのであれば、何故徳之島なのか、
国民の皆様に、徳之島の島民に対して、しっかりと説明すべきです。
徳之島の3町長は平野官房長官に会って話を聞くべきだと賛成派の方々は主張されていますが、
政府から正式な発表がある前に、非公式に会談する理由が何処にあるのだろうか。

それにしても、普天間基地移設問題について、衆議院選挙で無責任な公約を掲げ、
迷走の末、日米関係をかつてないほど悪化させ、
更には、沖縄や奄美をこれほどまでに混乱させている鳩山政権の罪は大きい。
それだけでも鳩山総理は辞任すべきである。