日経社説 NIKKEI NET(日経ネット):社説・春秋−日本経済新聞の社説、1面コラムの春秋

 人民元レートや人権問題、中国の検閲に対するグーグルの異議申し立てなど米中間では火種が多い。今年は米中間選挙の年でもあり、世界経済にとって最大の不安材料は米中関係だとの分析も出ている。米中双方に賢明な対応を求めたい。
 中国の国力が高まるにつれ、中国が対外的に強硬姿勢を強めるのではないかとの不安が世界に広がっている。今回の問題での対応は試金石ともいえる。中国の軍拡への懸念も含め、日本政府は率直な考えを中国に伝えていく必要がある。

 しかし、鳩山政権は逆走しているし。
 この全体構図でいえば、おおむねオバマ政権の外交の失敗と言えるだろう。ブッシュ政権の外交は、以外と細かいところで整合性があったのだが、なかなか評価されがたい。ブッシュ=アホ、チャイニー=悪、さらにブレーン=ネオコン、といったレベルで留まっている。