毎日社説 社説:百貨店の挽回策 生活施設との連携も - 毎日jp(毎日新聞)

 商品項目別にみてもすべての商品が振るわない。デパートの看板商品だった宝飾・貴金属や婦人服の売り上げが30カ月以上も前年を割り続けている。「デパ地下」として人気を集めていた総菜は19カ月連続のマイナスで、不況にも強いと言われてきた化粧品も13カ月連続で落ち込んでいる。大勢の人でにぎわっているように見えるデパ地下も、商品単価を下げないと売れず、売り上げを伸ばすのは難しいようだ。
 この苦境は不況の影響だけでなく消費行動の変化に伴う構造的なもので、景気が上向けば好転するというわけではなさそうだ。

 「消費行動の変化に伴う構造的なもの」が難しいところ。