朝日社説 外国人ケア資格―扉を開けたからには

 しかし、厚生労働省は日本語も国家試験対策も施設に丸投げだ。施設側は手探りで指導にあたっており、施設間の格差も大きいという。このままではほとんどの人が不合格のままで帰国し、EPAの意義が問われかねない。
 来日した研修生には当面、試験問題の漢字に仮名をふったり、辞書の持ち込みを認めたりするぐらいの配慮をしてもいいのではないか。滞在期限を数年延ばすことも考えていい。
 来年度からインターネットを使った日本語学習支援が始まるというが、それで十分なのか。日本の最新技術を体系的に学べるよう、研修課程の指針を厚労省は示してはどうか。

 よくわからないなというのが率直なところ。厚労省を責める問題かなとは思う。