トバイアスさんが庇ってもこの程度かな

 現状認識は間違ってないのだけど。ただ、中印の状況がわかってないっぽいが。
 ⇒オバマ政権「普天間」外交の危うさ | オブザーヴィング日本政治 | コラム&ブログ | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

 鳩山政権は飛行場の沖縄県内への移設を容認する可能性を示唆するなど、立場を柔軟化させ始めている。オバマ政権はこの点を見落としてはいけない。日本とアメリカの双方のために、ゲーツ国防長官の立場がオバマ政権の最終結論でないことを願いたい。

 問題は、民主党が本音では自民党政権と同じで県内移設にしたいのだろうけど、マニフェスト遵守よりも、社民党との関係があって動けないのと社民党もここがゆずれない。そして沖縄県側もここが一種の言葉の踏み絵化しつつある。
 もうちょっというと、県内移設っていうけど、それはどこというのがはっきりしない。理想をいえばオバマ側が嘉手納統合を是認すればよいのだろうけど、オバマ政権が苦境の現在時期が悪過ぎる。というか、このあたり自民党もそれなりに時期を見ていたのだろうが。

 一方、鳩山政権も普天間問題をこれ以上大きな問題に発展させないために、やるべきことがある。オバマ大統領の日本訪問まであと1カ月。岡田克也外相は最近、オバマ訪日前に結論を出すのは難しいと述べているが、アメリカ側がどういう譲歩をすれば、日本政府として日米合意の全面的な見直しの要求を引っ込める用意があるのかくらいは示すべきだ。

 それを岡田さんは必死で出そうとしているのだけど、うまくいかない。そしてその分の焦りが空振りになる。
 まあ、言われているほど米国が恐喝はしないだろうと思う。というか、盧武鉉政権でも米国はじっと耐えていた。