亀井静香さんを支持せざるを得ない局面を演出する巧みな劇場政治

 ⇒金融・政策/「緊急措置解除」検討の日銀 政府側が牽制 亀井氏「寝言だ」 認識の差露呈 - FujiSankei Business i./Bloomberg GLOBAL FINANCE

 緊急異例の金融政策を解除する日銀の「出口戦略」をめぐり、鳩山由紀夫政権との不協和音が表面化した。日銀が企業の資金繰り支援として実施しているコマーシャルペーパー(CP)や社債の買い取りを12月末で解除する検討に入ったとの一部報道に対し、亀井静香郵政改革・金融担当相が6日、猛反発し、藤井裕久財務相も慎重な対応を求めた。日銀の独立性を尊重するとしてきた新政権の姿勢が早くも揺らいでいる。

 ⇒日銀のCP・社債購入停止に政府から慎重論−今月にも検討との観測で
 背景⇒CP・社債買い取り、年末打ち切りへ 日銀検討 : NIKKEI NET(日経ネット)

日銀による危機対応策の解除は初めて。ただ、景気の先行きや中小企業金融は慎重にみており、超低金利政策は継続する。
 CPと社債買い取りの年末廃止は13〜14日に開く金融政策決定会合で具体的な協議に入り、30日に開く次の会合までには結論を出す公算が大きい。金融市場の情勢次第では、11月の会合にずれ込む可能性もある。

 そして、ワクテカな布陣。
 人大杉日本が変わる:行政刷新会議 「膿出し」大御所布陣 - 毎日jp(毎日新聞)

鳩山政権が新設した行政刷新会議(議長・鳩山由紀夫首相)の議員11人が6日決まった。税金の無駄の洗い出しが喫緊の課題で、一つ一つの事業の必要性を議論し是非を判断する事業見直しの新手法、「事業仕分け」の発案者である加藤秀樹構想日本代表が事務局長を兼ねる。10年度予算編成に向け、子ども手当などの独自政策に必要な7・1兆円の半分近くを絞り出すことを目指す。このほかにも公益法人改革、「地域主権国家」の実現といった数々のテーマをこなすため、稲盛和夫・京セラ名誉会長や片山善博鳥取県知事など、知名度が高い各界の「大御所」からなる陣を敷いた

 微妙な民間人⇒国家戦略室に日銀企画役 「民間枠」?第1号 - MSN産経ニュース

 政府は6日、日銀政策委員会室の長谷川圭輔企画役(35)を内閣府上席政策調査員として採用し、国家戦略室のスタッフとする人事を発令した。「民間枠」第1号で、津村啓介政務官を補佐する。長谷川氏は金融政策に加え、民間金融機関の経営実態にも詳しく、日銀出身の津村氏がスカウトした。