日経春秋 春秋(9/30)

▼1紙を除き、すべての全国紙が「知る権利」を侵すと批判する社説を掲げた。社説で扱わなかった新聞は、自民党政権時代には政府に最も厳しい論調で知られていた。結局、会見は廃止された。政権側は次官が匿名で語る「懇談」の方は禁じないらしい。顔をさらして語る会見に比べ、次官に対する監視は弱まる。▼密室の懇談では民主党が恐れた官僚による世論誘導が逆に容易になる。それでも政府は会見廃止という「形式」をとり、メディア側は取材機会という「実質」をとる。

 不覚にも朝日だったか毎日だったか私は覚えていない。朝日は記事では批判していた。