朝日社説 09総選挙・人づくり―明日へ大胆な投資を

 経済力の基盤は「人」だ。戦後日本の成長を支えたのも、勤勉で質の高い人材だった。
 学校を卒業し就職する。職場で仕事を一から教わり、一つの会社で正社員として定年まで働くのが当然だった。

 それ、単純に事実じゃないと思うのだけど、反証が手元にない。が、普通に娑婆を見渡しても、定年まで働けたのは公務員と一部の大企業組合員くらいなものだと思う。庶民はなんとか生きて来ただけで、そういうなんとかでもいきるんだよという、貧に徹するというか、別に清貧でもなくて、なんというか、お天道様があればどっかに拾ってくれる人間はあらあなぁと世間を信じて生きてきたものだった。まあ、そういうと昭和の賛美みたいだけど、ひどい時代でもあった云々。