朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年7月30日(木)論点・安心と負担3―分権とセットで考えよう

 答えははっきりしている。限りのある資金なのだから、地域の実情に応じて効率的に使いたい。大きな負担をする以上、その使い方にも目を光らせたい。それができてこそ、負担と受益の関係についての納得感が生まれる。
 納税者に身近なところ、つまり自治体への配分を重視すべきなのだ。

 私の誤解かもしれないがそれって「小泉改革」ではないのか。

 自民党民主党も、将来的な社会保障の財源として、消費税の増税に目をつけている。今でも消費税収の一部は自治体の財源に回されているのに、そのすべてを年金の財源にあてるといった議論が出ているのは、いかにも乱暴ではなかろうか。

 乱暴以前に、消費税というのは米国で州ごとに違うように地方税が本義。