毎日社説 社説:日中首脳会談 トップ交流は大切だが - 毎日jp(毎日新聞)

 一方、温首相は麻生首相靖国神社に真榊(まさかき)を奉納したことに不快感を表明した。歴史問題に敏感な中国の国民感情を意識したものだろう。

 これは誤報といってもいいがいわゆる確信犯的なものだろうな。
 ⇒日中首脳会談:「友好一色」ほど遠く 中国側、歴史認識でクギ - 毎日jp(毎日新聞)

 「歴史問題は非常に敏感であり、靖国問題は特に国民感情にかかわる。適切に処理してほしい」。温首相は29日の会談で、麻生首相靖国神社に真榊(まさかき)を奉納したことを念頭に、最近では珍しく「靖国」に言及した。

 「真榊」が背景にあったと見るのは間違いではないが、ここの外交的なポイントはむしろ「真榊」というキーワードを控えた点にある。
 このあたり、反北京勢力と日本の一部の勢力がふつうに滑ったというか、現状、東京も北京も靖国なんてのんきな問題に関わっている場合じゃないよということで、温としても麻生さんにもうちょっと大人になってほしいという窘める感じだったのだろう。