ちょこっと小沢一郎のこと

 こっそり思っていることで書くつもりもなかったのだけど、というか、誤解されるのめんどくさいなというか。でも、たいしたことでもないし、ちょこっと。二つ。
 夢というわけではないけど、なんとなく、ビジョンがさらないのは、農道に蜜柑箱を置き小沢がそれに乗ってなんか言っている光景。農民が数人あつまっているという光景。たぶん、実際にあるんじゃないかなと思う。その姿を彼が生きているうちに見ておいたほうがいいかな、と。ただ、現実は民主党的な取り巻きの図なんだろうなと思うと萎える。
 小沢が必死で社民党国民新党を囲い込むとしているのは、簡単にいえば党利というだけの政治なんだけど、彼は彼で、実は反対する勢力をどこまで取り込めるかという一つの政治観の直感があるのではないか。その延長には自民党も取り込みたいというのがあるだろうし、れいの大連立もそうだったのかもしれない。それと、自民党政権を倒すというのは表面的には矛盾するんだろう。
 ま、そんなこと。
 私はそういう小沢さんを思いながら、人が政治を語るときは、蜜柑箱の上に立てということと、可能な限り反対論者を受け入れるということかと思う。
 とはいって、それは私の幻影(ヴィジョン)であって、実際の小沢がそうかどうかわからないし、具体的な選挙では、具体的な状況があるのでそう悩むことはない。