「だんな様は霊能力者」、読んだよ

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だんな様は霊能力者: くみ
 ブログをまとめた本らしい。これ、ダイヤモンド社なのだね。
 で、まあ、おもしろかったです。
 意外と、ああ、そこまで語るかなという部分と、ああ、あれは語ってないなという部分もあり。
 神道系というか、山伏系かな。
 「霊気」なんかもそうだけど、ああ、これ。
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直傳靈氣REIKI Japan―レイキの真実と歩み: 山口 忠夫
 おもしろいですよ。いや、中身がとかではなく、歴史というか。
 こうした歴史はいわゆる歴史学からスコンと抜けていて、また、民俗学や宗教学でもきちんと考察されていないので。
 これね⇒臼井甕男 - Wikipedia
 でこれ⇒高田ハワヨ - Wikipedia
 現在では欧米のほうで、ハワヨ系の秘伝が暴露されていて、なんじゃこれとか議論されているけど、これは山岳密教というか、見て唖然としたけど、阿弥陀仏ですね。おやまと。
 山岳密教というより、高野聖なんかの系統のよう。
 まあ、こうした秘伝のたぐいはカンフーパンダの秘伝じゃないけど、暴露してどうとなるものでもないので、そうした秘伝がどう伝承されているか、だけど、まあ、単純に言えば、伝承されていない。
 ただ、ある「知」が飽和すると、知の回収が行われるのだろうと思う。
 これなんかも。
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シリウス・コネクション―人類文明の隠された起源: マリー ホープ, Murry Hope, 荒俣 宏
 まあ、バカなオカルトでしょってことになるし、それはそれでよいのだけど。
 マリー・ホープについては荒俣さんがなんとか弁護しようとしているけど、たぶんそのスジの人たちにしか通じてないでしょう。
 こないだのマクロバイオティックスもそうだけど、この手の分野は、ある意味で庶民史でもあるのだけど、まあ、いいか。
 
 そういえば
 ⇒野口晴哉 - Wikipedia
 ⇒霊学/古神道/霊学講座/松本道別
 そういえば、昔、某編集者と話で、彼が昔八幡書店に勤めていた話を聞いた。彼はまったくその系には関心なく、普通に本が作りたくてやっていたらしい。というか、八幡書店では一生懸命本を作っているのは感心したとは言っていた。
 そういえば、3D音源とかテープで出してなかったっけ、ここ。あれCD化したのか?