まあ、そう言うなよ系

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circled ( ・ิω・ิ) このようなエントリを読んだりブクマしたりする無駄な時間を、英語を話すことだけに費やしていれば、普通に英語を話せるようになっていると思う。 2009/03/24

 まあ、そう言うなよ系のぶこめ。
 英語をマスターするというのは違うけど、英文法をきちんとやるのはよいのではないかな。和希沙也を見る予定がなんとなく、田中茂範先生の話を聞いていて、ほぉ、と思うことがいろいろあった。

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文法がわかれば英語はわかる! (語学シリーズ NHK新感覚・わかる使える英文法): 田中 茂範
 いわゆる文法とか、チャンクとか、まあ、それはそれとして、あれだな、学校文法というのは、idiomatic expressionsで、そのチャンク内部の英文法構造を隠蔽してしまうのだな。もちろん、即戦力としてはいいけど、そこをブラックボックスにするから、残尿感みたいになる。
 
 つまり⇒学会発表「認知言語学の英語教育における応用−『分かる』という実感を伴う説明とは何か」 : 英語教育調査データ|ARCLE(アークル) −英語教育に関する研究調査団体−

【概要】「なぜ」という問いを持ち、その理解に基づく英語学習によって知識を得ることが大切である。本研究では英語学習において、その知識を拠り所に英語を使う経験を重ね、知識を自動化させるプロセスを学習法に取り入れることを提案する。

 で⇒認知言語学の英語教育における応用(PDF/99KB)
 このあたりの説明はへえと思う。

<行為の直接性>が弱まるHAVE DONE
1. I cut myself shaving.
 (髭剃りをしていて剃刀で顎を切ってしまった瞬間に叫ぶコトバ)
2. I did it.
 (ボクシングの試合で挑戦者がチャンピオンをKOした瞬間に叫ぶコトバ)
cf.
1’. I have [cut myself shaving].
2’. I have [done it].
※出来事をHAVE空間内で処理するため、<行為の直接性>が薄れる。
  これらの表現は例えば少し経って回想するような場面により適している。

 アスペクトではあるのだけど、そこに使われるhave空間というのを想定している。
 とはいえ。

“X be φ”の構文 
       X  be  Y
       God is φ
    Let [it be φ]
God is. では、Y項が埋められていない。存在そのものを端的に描写す
  るには、存在場所のYを示す必要はない。
let は<あることを阻止しない、あるがままにしておく>という動詞。
すると、<it で表された何かがどこにあろうと、それを阻止しない

 これは若干違うんじゃないかな。
 いずれにせよ、Generative Grammar だとsemanticsにはこの手のperceptionの考えは入らず、こうした議論は、Linguistic performanceの問題になってしまう。まあ、モジュールとして見ればそうなのだろうけど。おそらく動詞というかsentenceのoperatorに基本的な認識のGrammarみたいなものはあるんじゃないかな。Minimalist Programで議論されているのかな。もうわからんな。