文学はまあ赤字でしょうね

 猫猫先生民営化論など - 猫を償うに猫をもってせよ

 大塚や永江は論外として、いわゆる「純文学」なんてものは出版社が赤字覚悟で、作家のパトロンになって出しているわけ。金井美恵子先生は生活も大変そうだけれど、文庫化率は、黒井千次高井有一古井由吉よりいいくらいではないか。そこで、売れないけれどいい小説というのを誰が認定するのかという問題になるわけで、それはまあ一般には批評家なのだが、批評家は出版者ではないから、結局は編集者や出版社の「英断」ということになる。

 まあ、食えないでしょうね。
 つなぎとして旅物を書かせるという定番があるかな。食い物を書かせるという定番もあるな。そのまま旅物とか食い物とかそっち方向に行ってしまったのがqうぇrちゅいおp