毎日社説 社説:インフルエンザ 新型対策に今冬の教訓生かせ - 毎日jp(毎日新聞)

 またか。
 ⇒ためしてガッテン:過去の放送:緊急生放送! インフルエンザ最新対策

今年はタミフルが効かない耐性ウイルスが出現したと報道されていますが、その理由は、現在およそ流行の6割を占めているAソ連型のウイルスが持っているハサミの形が変わり、タミフルがブロックしにくくなってしまったためです。A香港型とB型はハサミが変わっていないので、依然としてタミフルの効果があります。

吸入式の特効薬リレンザは、現在のところ、3種類のウイルスどれにも効果があるとされるので、リレンザを服用できる場合は、そのほうが効き目は確実です。しかし、吸い込む力の弱い幼児や高齢者には使いにくい場合があり、医療機関によってはリレンザが手に入りにくい場合もあります。そうした場合には、タミフルの服用も有効な手段です。治療の現場では、タミフルが効きにくいはずのAソ連型に感染した患者さんにタミフルを投与したら、効き目があったという実例もあります。

 番組では、「効き目があったという実例もあります」より強いトーンで語られていた。つまり、in vtiroでは耐性が確認できるが、臨床では効いているとして臨床での耐性は確認できていないとし説明されていた。