朝日社説 ネットの中傷―表現の舞台を汚す卑劣さ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 これが社説の話題なのかと少し驚く。

 深刻なのは、そうした無責任な書き込み行為が幅広い層に広まっている点だ。今回摘発された中には女子高校生から国立大学の職員までいた。

 私もブログをやっていてひどい中傷や嫌がらせを受けた。いまではほとんどないが、それでもひどいことを言われるなと思うことはある。匿名の場からなぜそんなに私を貶めようとするのか、それは誤解でしょ、勘違いでしょ、と思ってもなかなか誤解を解くことはできない。それでもブログも続け、誤解ですよというときにはそれを解こうとしてみたりして失敗する。
 辟易としていやになるのは、私と一対一で対話してくれるなら、できるだけ対話したい。しかし実際にはそうはならない。裏で掲示板のようなものを作り複数で匿名の罵倒を繰り返す。私としてはできるだけ自分の援軍みたいな人は頼まないし私を支持してくれる少数の人はそういう私の孤軍の気持ちを知っているからだと思うが、派閥的には出てこない。私は心底徒党というものが嫌いだ。それでも、まれに私がトラブルにあるとき私をきちんと支援する人もいるのだが、こんどはそちらの人に匿名で多数の攻撃が向くようになるものだった。私一人が攻撃されるならいいが、そういう時は泣きたい気持ちになった。真理も議論もいらないから、私が泥を被って終わりなら、それでいいよと思う。そしてそれで結局終わりにする。
 そしてそれに次第に慣れていく。
 今回の摘発はある意味では特異ケースではあるのだろうとは思うが、私も小さなブロガーとして言えば、というかすでに言った。
 ⇒極東ブログ: もうコメント欄を承認制にしますよ。みなさんもそうしたほうがいいですよ。

 しかし、そうした大きなブロガーが、他のブロガーだったら威嚇を感じるようなコメント、単純には、「死ね」といったようなクソッタレコメントを放置しないでくださいということもあるのです。特に、大きなPVを持つブロガーはそのクソッタレコメントを結果的にまき散らすことも許容しているのです。それをやめましょう。