卓見
⇒ある広告人の告白(あるいは愚痴かもね): 都道府県別シェアから見た広告メディアとしての新聞
私は、仕事柄もあり、新聞を含めた広告メディアを観測していますが、新聞の崩壊がもしあるとすると、それがネットに入れ替わるという意味合いではなく、折り込み広告を含めた、現状においてもネットよりも広告効率のいい巨大メディアがパンクしてしまうという意味合いだと思います。
そう思う。
(あと出版広告かな。)
ただ、ちょっと自分はITメディア側に比重を置いている。
そこをちょっと言うと、その内、パソコンがなくなり、ユビキタスなツールに置き換わったとき、紙のユビキタスな性質との競合が起きる、ああ、ちょっと抽象的だけど、なので、比喩でいうと、iPhoneみたいなツールが普通の情報ツールになる(でもiPhoneはこけるよ)。そこは以前はPDFみたいな感じだったけど、PDFは紙に負けたというかそもそも紙に負けるような存在。問題はCSSがもっとユビキタスになる……どうも話がむずかしくて申し訳ない。
戻して。
個人的には、地域コミュニティでどう情報がポジティブに流れるかということで、たぶんコンビニやスーパーが再注目されるのではないかな。現状ではとても見えづらいのだけど。(あるいはファミレスやファーストフード。)
あと、学生街というか若い人たちのいる街の情報の流れはかなり違う。
概念的にいうと、ネットのSNS的なものが、現実にある種プロテクトされた形で実現するのが鍵かな。カフェーみたいなイメージでもいいんだけど。あるいは碁会所っていうか。(ただこの手の動向は日本では多分に新興宗教になる)。
コスコなんかが独自の展開(会員志向をコミュニティ戦略にするや、バスツアーとか)を始めたら、流通から情報への大きな変化がありそうだけど、たぶん、それはないか。