朝日社説 不況と温暖化―「緑の内需」の出番だ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 いい話だなぁ……ってやつですよね。四年ぐらいして読み返してそれが続いているといいけど。
 もうちょっと途上国の問題に触れてもいいかな。ただ、途上国の問題はこういう雲の上の問題じゃない、普通の悪政の問題があり、ある種帝国主義的善意の終焉から奇妙な問題になっている。ジンバブエとか一つの典型で、ここでも、アフリカのなかで解決できるという、いい話だなぁ、をどう受け止めるか。というか、露骨にいうと、先進国の人の命と途上国の人の命は、なんだかんだといっても主権に阻まれて、別の問題になっている。吉本隆明に言わせればそんなものだろうが。というか、もうちょっと言うと、人道主義の危機が世界を覆っているのだけど。
 と書きながらふと思ったのだけど、よく「仄めかし」と私は揶揄されるけど、あまり踏み込んでいうと飛躍や失うものも多いので、そこに留意しているということもあるのですけどね(というのが仄めかしみたいだな)。