朝日社説 麻生首相―景気対策まで先送りか : asahi.com(朝日新聞社):社説
なんとも不毛なにらみ合いである。いくら会期を延長したところで、実質的に政治は足踏みを続ける。まさに「政治空白」である。
衆院の解散・総選挙を先送りしたい与党、早期解散を求める民主党。福田前政権以来の綱引きが、麻生政権でもそのまま再現してしまった。
これは与野党双方の責任だね。そしてそれは民主主義のルールにのっとっているのだから、そういうものだというだけ。
打開するには、やはり早く総選挙をするしかないのだ。国民の信に支えられた政権をつくらない限り、政治の正常化への道は遠い。
ここがわからない。国民は与野党ともに信を置いてないというのが世論から見えるところではないか。選挙をすれば混迷が深まるだけだし、その決断はまさに首相に法的に委託されているのだが。
そして手続き上、選挙をする正統性はないと思うが。
その意味で、この混乱の責任は首相が負わねばならない。一時は就任直後の解散を決意したようなのに、金融危機や与党に勝算が立たないことなどからずるずると決断を先送りしてきた。
解散しないと決断したのだから、現下の混乱の責任は首相が負うというのは、まあ、そういえばそうか。でも、それは普通そういうもんじゃねえの以上はないと思うが。
首相は勇気をもって与党を説得し、堂々と2次補正を出すべきだ。これもずるずる先延ばしでは、ただただ国民の審判を逃げているだけではないか。
結語がよくわからない。