朝日社説 オバマ時代―日本外交も刷新のときだ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 だが、その米国の次期大統領が一極支配型の外交からの脱却を語る。イラク戦争テロとの戦い、押し寄せる経済の危機を思えば、そうせざるを得ない世界の現実があるということだ。
 日本政府にとっては、ハシゴをはずされた感があるに違いない。あれほど無理を重ねて自衛隊イラクに派遣したのに、この戦争には反対だったと米国の指導者に言われてしまうのだ。

 放言書いておこう、馬鹿でなければ悪辣だな。
 ワシントンポストThe War That Didn't Bark - washingtonpost.com

Mr. Obama's withdrawal proposal, which would have triggered a catastrophe in 2007 and still looked irresponsible a few months ago, now does not sound that different from what the Iraqi government and the Bush administration have lately been negotiating.
オバマ氏の撤退提案は、2007年時点であれば悲劇的結末を引き起こしていただろうし、数ヵ月前を振り替えても無責任にしか思えないものだが、現時点では、イラク政府とブッシュ政権によるその後の交渉と変わり映えのないものになっている。)

 ワシントンポストの論調が正しければと留保するが、朝日の論調の通りであれば、イラクはまた悲劇的結末に陥っていただろうし、展望も開けなかった。そして朝日がバッシングするブッシュ政権イラク政策とブッシシュ政策の現況とはそれほど大差はない。
 朝日新聞はこの戦争の大義を言うし、確かにそこに問題はある。しかし、大義があってもアフガンの結果を見るといい。