朝日社説 市場パニックと総選挙―ずるずる先送りでいいか : asahi.com(朝日新聞社):社説

 民主党も考えどきだ。解散先送りに対抗して新・金融機能強化法案の早期成立に協力しない構えも見せているが、ここは歩み寄ってはどうか。当面、必要とされる対策や法律の整備にさほどの時間はかかるまい。
 民主党は98年の金融国会で対策づくりを主導した実績がある。総選挙で自民党民主党のどちらが勝ったとしても、考えられる対策の中身に大差はあるまい。ならば、総選挙の期間中に緊急対応が迫られる場合に備え、連携して対処できる仕組みを両党を中心に作っておく手もある。

 けっこう普通の考えかな。その意味では良社説の部類かも。
 総選挙の目なんかないよ。そして公明党をうまくいたぶっている麻生さんのキモはよく座っていると思う。公明党はこの状況下でキャスティングヴォートを取ろうとすれば世論の総スカンを食う。ただ、ご内情というのもあるだろうし、意外と早々に露見するかもしれないし。
 麻生さんもとんでもないときに総理になったものだと思うが、目下の状況では適任だったかもしれない。というか、小泉がある意味で自民党の腑分けをしてしまった遺産というのもあるのだろう。