朝日社説 政党紙配布―公務員への刑罰どこまで : asahi.com(朝日新聞社):社説

 だが、被告が配ったのは勤務時間外であり、住人にとがめられなければ、公務員ということも知られることはなかった。そうした行為が行政の中立性を損ない、国民の信頼を揺るがすことになるのだろうか。そう考えると、果たして刑罰を科すほどのことなのか、と疑問がわいてくる。

 放言に聞こえるかもしれないけど、自分の人生は限られているのだからやりたいことを優先しそのためには公務員やめてするという選択もあるし、そこまででもなかったなら他の部分で支援するとかすればいいだけのことなのではないか。というか、普通そうすると思うが。
 「刑罰を科すほどのこと」は司法の理路で考えればいいと思う。もちろん立法の問題にもなりうる。

 公務員の政治的行為をどこまで制限すべきか。刑罰によって一律に禁じることが妥当なのか。これは立法の問題でもある。党派的な利害を超えて、国会でもじっくり議論してはどうか。

 つまりその声が国民に届くかということ。