日経社説 米ロ関係の冷却化を懸念する

 社説から少しそれるのだが、私の認識違いかもしれないが、ロシアという国は、いわゆるロシア民族は、米国がラティーノの国になるように、多数派ではなくなる中期的な未来が控えている。米国はさておき、ロシアの場合、それが内部で強烈なナショナリズムを引きおこす可能性があり、むしろある程度緩和なリベラルな水準を維持するには、CISに対する国力堅持が必要になる。
 ただ、ここはロシアとしても結局は、EUや中国とうまくやっていく他はないというタガが存在するし、プーチンはそれを知っているし、そのコマに日本まで組み込んでいる。だが、どこかで割り切らないといけない部分はある、としているのだろう。