最近散歩のあとに
ストリートビューで確認したりするけど。
⇒高木浩光@自宅の日記 - 日本の家屋の塀はグーグル社に適応して70センチ伸びるのか
というのは感じるな。
人間って、あれね、5cm背が高くなると世界が変わるのな。ちなみに、車椅子はかなり。
この場合、平均身長というか平均視線高というのがあるのかわからないけど、風景というのはそういう視線の歴史総和みたいなものとの相作用みたいな部分はある。
というか、Google視線というのがありそうだな。
80年代に吉本隆明が世界視線という概念を広げたけど、ある意味でそれがデジタルに実現している。そして……という部分はありそうだ。
吉本の80年代のあのあたりの思索というのは、継承されないな。継承する意味なしっていうことにはなっているのかもしれないのだが。ハイイメージ論あたりね。
吉本の文脈ではあれから原形的なイメージというか原理性に吸着され、そしてそれがアフリカ的というかヘーゲル的に逆向きに理解されるのだけど、むしろ、原形的なものは未来にある。
というか、80年代の吉本は、そういう原形本質的なものが未来にあるという発想だったのにな。
なんか、思想の風景も変わりましたな。