日経春秋 春秋

これを載せた「世界の民話 (20)」(ぎょうせい刊)の解説によると「コーカサス山脈は東西の精神的交流のなかで、関所の開閉機の役割を果たした」場所で、現に、妹が鬼だった話などは、よく似たのが「九州に色濃く分布している」。日本から遠いカスピ海黒海に挟まれた地域が、なにか身近に思えてもくる。

 そういえば。

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鬼と悪魔の神話学: 吉田 敦彦
 最近はこれは読まれているだろうか。
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日本神話の源流 (講談社学術文庫 (1820)): 吉田 敦彦
 吉田先生、ご健在の模様⇒吉田敦彦 - Wikipedia