読売社説 厚労省改革 国民や現場と意識を共有せよ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 些細な話だが。

総点検、というからには、厚労省の組織の在り方を、すべて俎上(そじょう)に載せなければならない。

 社説にこんな表現を使う必要があるのかなとは思う。

 社会保険庁の不祥事、ずさんな年金記録エイズや肝炎など薬害問題の対応の遅れ、後期高齢者医療の混乱、医師不足など現状認識の甘さ――。厚労行政の不始末はキリがない。なぜ、このような状態になったのか。
 最大の原因は、現場感覚の欠如だろう。医療や福祉の現場、自治体などから、「厚労省のエリートは第一線の実情を知らない」との声が噴出している。

 「最大の原因」ではないだろうし、この展開は論理的に変。不満の声があるからそこに原因がある、ということはない。
 厚労省というのは基本的に権益の機関なんでそう見ていくとそれなりの最適化がある。ただ、今後それでは困るのだけど。