産経社説 【主張】原油価格急騰 投機資金の監視で協調を - MSN産経ニュース

 問題は即効性のある処方箋(せん)がなかなか見当たらないことだ。投機資金の流入を抑えるには、金融の引き締めは有力手段の一つだが、サブプライム問題が収束するまで金融緩和は持続せざるを得ない。これが各国の中央銀行のジレンマになっている。
 しかし、このまま投機資金を放置しておくわけにはいくまい。米国の商品先物取引委員会は原油取引の監視強化策を発表し、一部の取引に相場操縦の疑いがあることを公表した。
 投機資金は市場にダイナミズムを与えるが、その規模が過大になると価格変動を増幅し市場を不安定化させる。投機資金の監視を強めることは、市場の秩序維持には必要な措置であろう。

 言いたいことはわかるが可能なのだろうか。