日経春秋 春秋(5/18)

2つ目の文は国の常用漢字表の字、最初の方は表外漢字ばかりだ。常用漢字とは一般の社会生活に使われる漢字の目安だという。おい逆じゃないか、「銑(ずく)」「錘(おもり)」「匁(もんめ)」は読めないよ、という方がいれば、しばしご辛抱を。2年後には最初の方の各字は表内へ、2つ目の方は表外へと入れ替わる可能性が高いとか。

 という春秋子、匁がどの程度の重さがご存じか?
 ⇒斤 - Wikipedia

日本では、通常は1斤=16両=160匁とされる。明治時代に1匁=3.75グラムと定義されたので、1斤は600グラムとなる。

 明治は尺貫法との整合を少しした。
 沖縄暮らしして斤がきちんと生活のなかで生きているのを知った。肉は斤で売られている。

中華人民共和国でも長らく1斤=16両とされていたが、現行の市制では1斤(市斤)=10両(市両)とされており、1市斤は500グラムと規定されている。また、キログラムのことを「公斤」と呼んでいる。台湾では日本と同じ600グラムである。香港では「司馬斤」と呼ばれる604.79グラムの斤が使用されている。

 このあたりは中国茶を買うようになって中国人と交渉して知った。