そういえば昨日の変わる君話のちょっとした続き

 昨日書きながら誤解しているな俺と思ったけど、まあいいかとも思った。なんとなく、すまん。
 で、いま十分に理解しているかというとそうでもないのだけど。
 いわゆる「自己啓発系」じゃない、なんつかターザン系がある。ベタに身体改造系の人々。実は、ダイエット女性とか整形なんかみんなそれ。
 これもごく単純な話で、ぶっちゃけると、他者から承認される身体が獲得したいわけで、自己啓発系と同型といえば同型。
 ただ、ちょっと違うかなというか。
 私は十年間近くウサギを部屋で飼っていたけど、きちんと身繕いするし、動き回る。ああいうごく動物的な身体メンテはあるのだろうと思う。
 と、思い出すのは、年上の女性の知人で肥満の猫を飼っていた。彼女も肥満傾向だったが、動物でも肥満はあるし、ましてペットは肥満になるか。
 身体は、自我とは違って、ごく単純に外化される、つまり、鏡で見ればデブはデブ、ブスはブスみたいな部分があって、自己欺瞞が入りづらい。なので変革の必死さはより悲惨になる、無理だそれ、みたいな。
 ただ、どうも身体的な外化というのはそれ自体が自己欺瞞の産物ということはありがち。デブでいたかったりブスでいたかったりする。まさかのようだけど、そういうことはある。
 ちょっと関連⇒極東ブログ: [書評]サーノ博士のヒーリング・バックペイン(ジョン・サーノ)