これもまだ地裁といえば地裁なんでその限界はあるだろう。このニュースはラジオでも聞いたのだが、「懲役3年、執行猶予5年の有罪判決」なので形式的なものに思えたし、罪状もあまり釈然としなかった。
読売社説は冒頭、
マンション購入者の経済的損失や精神的苦痛を考えれば、刑事責任は免れようがなかった。
とするのだが、経済損失については、ヒューザーを延命させて賠償を長く取るほうがよかったのではないか。というのは、実際にはヒューザーの物件がすべて問題があるわけではなく、むしろヒューザーのビジネスモデルはモデルとしては成功していたように見える。もっともその存続が業界には都合が悪かっただろう。