香織丹が伝えるチベット

 香織丹⇒情報統制を超えて漏れ聞こえるラサの悲鳴をきけ!:イザ!
 嘘はないのだろうと思う。
 こういう話が聞けるのは重要だと思う、香織丹と意見は異なるにせよ。
 今回の事件は、チベットにクローズしている限りそれほど大きな事件にはならないと思うし、むしろ北京側もつらいと思っている面はあるだろう。
 そしてこういう言い方はチベットに人にすまないが、暴動は無益だ。死者を出してはいけない。ダライラマもそれを願っていると思う。
 国際的な問題は、この暴動がむしろ中国の地方に伝染することだ。すでに四川省に出ているようでもある。
 ⇒チベット族の抗議行動、自治区隣接の四川省でも : 国際 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
 注意しないといけないのは、一昨年前のフランス暴動もだったが、暴動の実態と報道や政治運動は違い、フランスの暴動は基本的に常態であったように、中国の地方暴動も常態なので、着目すればいくらでもある。問題はなにが本質かということ。
 一つは組織性だが、それはさすがに西側で仕組んでも無理だろう。あるいは国際テロ組織がということだがそれほどの組織性はないだろうと思う。
 もう一つは暴動のスレショルドを越えるかなのだが、ようするにそこが問題だ。暫定的には弾圧しかチョイスがない状態に北京を追い込んでいるのが実態だろう。
 であれば、なお、双方に平和を!