産経社説 【主張】回顧2007 「偽」は必ず見破られる 取り繕う政治からの脱却を - MSN産経ニュース

 これも少しひどいなと思う。

 国会議員たちの視線の先には、政権交代のかかる衆院選が控えており、選挙民を意識した国会攻防となりがちだが、不都合を安易に取り繕おうとすれば、すぐに見抜かれる。偽物をつかまされぬよう、国民はさらに眼力を磨いておく必要がある。

 たとえば年金問題については小手先の対応はできない。そしてそれはそれだけのことともいえる。言いつくろいはあるかもしれないし、言いつくろえば偽になるだろうが、では偽物ではない本物はといえば、小手先の対応はないというだけのことだ。
 耐震偽装、食品偽装、どれも、制度上の不備や商慣例にすぎなかった。死者が出る話ですらなかった。死者が出てからでは遅いとはいえる。だが、そういう制度上の不備や商慣例の上に生きていた。いや、パロマでは死者を出していた。そしてそれらは社会的には知られていたが、そういうものだというふうに過ぎていた。もちろんよいことではない。ただ、どこかに悪意をもった悪者がいてそれが嘘ついているからこうなったという単純な話ではない。