毎日社説 社説:郵便参入促進 社会的使命の達成忘れるな - 毎日jp(毎日新聞)

 この問題で気になるのは。

信書便メール便の区別は次第に曖昧(あいまい)になっている。仮に、一般信書便で重量制を導入すれば、参入促進どころか、メール便事業を圧迫することになってしまう。経済活動に支障が生じかねない。日本では採用は難しい。

 この問題は事業の問題というより、背景には憲法問題がある。以前ざっくり調べた範囲では、親書というのは郵政に限定されそうだ。ところがその郵政はすでに民営化された。そのあたりに関連して法解釈の変更が出てきてよさそうなのだが、クリティカルな部分では出てこない。簡単な問題としては、電子メールは親書かということだ。これも、最近は議論されないが、電子メールは事実上、はがきのように内容は可視に等しい。となると、親書とはなんだろうということになる。が、当面裁判的なフェーズもなさそうなので、形骸化していくのだろう。