毎日社説 社説:社会保障と税 国民が希望を持てる制度に

 放言も下品なんだが、この社説まじめくさって書いているように見えていて、錯乱というべきなんじゃないか。朝日も読売も米国利下げしかたねえ空気のなかで、これまでの毎日ぶいぶいが通じなくなって、ちと錯乱してみましたみたいな風情。
 ま、個々の議論は錯乱しているというわけでもなく、そういう考えもありというのはある。

基礎年金の全額税方式に関して、経済界は社会保険料の企業負担がなくなり、経済活性化につながると評価している。これはおかしい。仮に全額税方式を導入するのであれば、所得比例部分の企業負担割合を増やすなどして、負担の公平化を図る必要がある。消費税引き上げとなれば国民は負担増を受け入れることになるからだ。

 このあたりは正論といえば正論なんだが、じゃ、毎日さんは消費税引き上げ反対なの?というとぼんやり。
 いろいろ悪口は私も書いているけどいちおう新聞社説を書く人なら、離れですき焼きを知らないわけでもないが、あまりこの問題は新聞では見かけない。放言で言っちゃうと、新聞社っていうのは官僚とつながっているからな。