日経 春秋(8/1)

 おやこんなところでこの話題が。

舞台やテレビドラマにも挑んだエネルギッシュな人だった。イングリッド・バーグマンを起用した『秋のソナタ』では、この大女優と衝突して平手打ちを食らいながら演出を続けたと自伝に書いている。やがて、「その顔からはこわばった仮面が取れ、悩める人間の顔がフィルムにおさめられた」(木原武一訳)。

 「にやり」というところでしょうか。こういうところをにやりと読み取るのが文章を読むということなのだが云々。