そういえば十代のころ頃森田正馬をよく読んだな

 ⇒森田正馬 - Wikipedia
 手元に一冊もないし、すっかり忘れてしもた、の部類だが。
 今思うと、その神経症とかよりも、戦前の時代というのの勉強になった感があるな。
 そういえば、森田正馬は自分の臨終のとき、自身も医師であるから昏睡から醒めたとき、ああ死ぬなと思い、集まっている弟子たちに、たしか、僕はこれから死ぬよ、死ぬことがつらくて悲しくてたまらないから泣きながら死ぬよ、よく見ておきたまえ、というふうに言ったそうだ。
 僕は泣きながら死ぬよ、よく見ておきたまえ、か。思い出すと泣けるし、そういう生き方・死に方というのもあるだろうな。