まあ、なんつうか

 おセックスのテクニックとかって、つまり、なんというか、散髪屋技術みたいなもので、不特定多数の部分で、つまり身体の妥当な類型と技術みたいになっていくもの。で、そういうのが必要になる人生って、つまり、それで食っていくみたいな人生って、そうはないわけで、いわゆるのその点の分野で俺はすげーんだぜえへへという人ってかなりおかしい。
 もちろん、ある種の基本的な部分というのはあって、それが個々人微妙なうえに恋愛とかではうまく見えたり見えなかったりというのがあって、むずかしい。というか、これって文化的なフレームワークと微妙にずれている部分、というかずれる部分に本質があるので、そのずれ感をどう考えるかむずかしい。
 たとえば、正常位(ミッショナリーポジション)とか、本当に人類種に適しているのかよくわからん。たぶん、適したものというのはない、っていうか、雑食みたいなものはあるのだろうけど。ごにょごにょ。
 つうわけで、こうした分野っていうのは、語られたこととその本質っていうのは、本質的にずれるもの。
 まあ、とは言っても意味ないんだろうけど。