うーむ、まあ、ちょっとだけ野暮を

 ⇒主に女性からのファンメールにお答えします (セックスなんてくそくらえ)
 noon75さんはもしかすると気がついてないのかもしれないけど、そこでやっていることは、なんというか、マスナンパみたいなものだよ。そして、それにルックスが伴えば入れ食いで、当面の目標の99人はけっこう年内にこなせたりするよ。
 というか。
 昭和の作家とかつらつら見ていると、まあ、べたにいうと、モテたいから作家になっている、男は。そしてその男たちが文章の陰で繰り広げたことは、ひどいものだった。女は……略。
 マスと文章(エクリチュール)にはそういうトリックというかトラップがある。
 うまく言えないし、いうだけ野暮なんだが、男がある程度文章がうまくなれば、ある種の女に恋愛観を抱かせるような何かのシグナルを出せるようになる。もちろんそれはいろんなレベルがある。
 それを出しちゃいかんと思うのだよ。ってうまく言えないので、べたにそうだとも言えないし、その出ちゃうプロセスというのは、書き手の無意識かもしれないのだけど。
 なんというのか、文章のなかのあるサブリミナルなシグナルみたいなものを、女の読み手はある幻想意識で受容してしまう。それが「女」のもしかしたら本質的な存在の特性かもしれない。変な言い方かもしれないが、ちょっと踏み出してしまうと、女たちはnoon75さんを愛したいという使命のような無意識がカチっと入る。なんというか、ちょっとアレげにいうと、それはガイア=地球女神、というのが男=異世界人を引き留めてしまった、根源的な力なんだよ。
 ちょっと言葉につまる。たぶん、通じないと思うし、もしかしたら私が私の無意識の偏りで間違ったことを言っているのかもしれないが、けっこう、この部分は、finalventのつもりだ。
 というか、そろそろ私が近づいてはいけない、というか私の力を越える領域に見えるので、ゆっくりと立ち去ることにするかもしれない。捨てセリフとかめんどくさいことを言っているつもりではないんだ。私がもっと若かったら別に表現で伝えたいと思うかもしれない(実際の若い日の私にそのインサイトはなかったけど)。