号泣 カモちゃん

 ⇒時事ドットコム:鴨志田穣氏死去(フリーライター、カメラマン)

2007/03/20-17:32 鴨志田穣氏死去(フリーライター、カメラマン)
 鴨志田 穣氏(かもしだ・ゆたか=フリーライター、カメラマン)20日午前5時、腎臓がんのため東京都江東区の病院で死去、42歳。川崎市出身。葬儀は近親者のみで行い、後日お別れの会を開く。喪主は元妻で漫画家の西原理恵子(さいばら・りえこ)さん。
 アジアを題材にしたエッセーが人気を集めた。西原さんとの共著に「アジアパー伝」などがある。 (了)

 ⇒訃報:鴨志田穣さん42歳=フリーカメラマン、ライター−訃報:MSN毎日インタラクティブ

06年、アルコール依存症の克服記「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」を出版し、2度目の婚姻届は出さず西原さんと復縁していた。

 ⇒鳥頭の城/Saibara Riezo Official Site

2007年3月20日午前5時、
鴨志田穣は永眠しました。
腎臓がんでした。
葬儀・告別式は密葬ですが、
後日、どなたもお越しいただける
「お別れの会」を開く予定です。
挨拶に寄ってくだされば幸いです。
喪主・西原理恵子

 ⇒極めつきの“私小説”アルコール依存症克服記…鴨志田穣「酔いがさめたら、うちに帰ろう。」(スターツ出版):読書:スポーツ報知
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「アルコール病院もまだ何ヶ月か入院しないといけないと思ってるんだ。この病気もほおっておいたら間違いなく俺は“死ぬ”んだよ。だから一緒さ。よく病気を見つめて、不治の病と闘っていかないと。それが一つ増えただけさ」
「そうよ。あんたは二度死にかけてんだから。戦場と、静脈瘤破裂。これなんか十回よ。十回もやって死ななかったのよ。知り合いの先生全員が首をかしげていたわ。
『何で死なないんですか』って。大丈夫。あんたはそうやすやすと死にはしないから。最後のカードは十四枚目よ。大丈夫」
妻は気合いをくれた。いい女だなあと改めて見つめた。

 ⇒極東ブログ: ジェンダーフリーとかの雑談

 男そのものみたいな男は? そりゃ、当世でいうなら、鴨志田穣、カモちゃん、だな。あっぱれだ。サイバラが最初の子供の生むとき、障害児だったらと悩んだとき、カモはこう答えたという、もっと産め! 兄弟が助ける、と。そう言うのが「男」だ。

 鴨志田穣、男の中の男。号泣!!