日経社説 グルジアの改革路線に期待

 なんだこれ?

南コーカサスの戦略的に重要な地域に位置するグルジアのサーカシビリ大統領が来日した。2003年11月の「バラ革命」といわれる政変劇で就任して以来、民主化市場経済化に努力、外交政策は親米欧諸国を基本路線とし、親日国でもある。基本的価値を共有するグルジアとの関係を大切にしたい。

 ちょっと短絡してねか。

 ロシアが両地方の分離運動を事実上支持していることもあってロシアとの関係は良くない。昨年秋にはグルジアがロシア人将校4人を逮捕した事件をきっかけにロシアが航空路閉鎖など厳しい経済制裁を実施、両国の関係は最悪の状態に陥った。
 グルジアカスピ海周辺の原油天然ガスを欧州へ輸出するパイプラインの通過ルートという戦略的な要衝にある。グルジアの不安定化は国際的にも大きな影響を与える。

 欧米のエネルギー戦略に日本も組み込まれなさいと、ってか? 安定化が何を意味するのか日経は考えてなさげ。