朝日社説 格差是正 失われた世代に支援を

 だんだん「失われた世代」が実体的に語られるのだが、そうなのだろうか。もちろん、「就職氷河期といわれた90年代に就職活動をした25歳から35歳ぐらいの層だ」がないと私が言いたいわけではない。
 が、これらはここで底が付くわけでもなく、ある意味、これからの若い人はその意味ではずっと「失われる」のではないか。というか、特定の事実上の権益にある労働者以外は皆「失われた」のではないか。