そこまで割り切りますか

 ⇒ネットの意見相互調整機能に個人は抵抗できるのか? : ARTIFACT ―人工事実―

 現状、ブログの炎上は、システム的な対処(登録ユーザーのみコメントできるなど)が未発達なために起きやすくなっている面が強く、ブログサービス側のシステムの発展を望むのだが、あまり対処されてない感がある。

 マジレス的に書くと未熟というより、さらなるインテリジェントシステムが求められる、たとえば、システムスルー力
 ほいで。
 ブログの炎上はさすがあれだが、罵倒コメントについては、耐えられる人はできるだけ耐えるというかそういうのを表にあぶり出すのもブロガーの役割ではあるのだろうと思う。
 ブロガーは内部にいるとバランス感覚を失うが、匿名罵倒コメント者と非対称性にあり、一見すると匿名のほうが隠れていて有利のように見えるが、が、貴印と特定分野の政治操作は、これをある程度放置しておくほうが可視になり、結果全体の閲覧者のリテラシーのフィルター能力になる。
 その全体性へのチャネルはブロガーのほうに非対称性の利がある。ただ、そこがつらいといえばつらいところではある、というのは、この問題はまた孤独とはみたいなものにとりあえず帰着する。人の言うことなんか聞かないのではなく、聞けるが見えない多数をどこまで冷静に算定して信じられるかにかかっている。