たくあんかぁ

 最近きっことか読んでない。なんか話題も聞かないので静かになっているのではないか。藤田まわりの話はきちんとリザルトがでたらそれで正しい手順で追求すればいいのではないか。とま、たまにのぞいてみると、漬け物の話。
 特にどってことないし、この話私が突っ込んでも野暮というもの。野暮ついでに一つだけ、「キュウリのキューちゃん」じゃなくて「きゅうりのキューちゃん」なんだがわざと商標を変えているのか?
 ネタから連想で、きゅうりのキューちゃんだがあれはたまり漬けなんですよね。私の子供の頃、坂本九の関連で出てきた。
 ⇒キューちゃんの歴史
 たまり漬けのわりに妙に甘ったるい、当初から減塩化していたらしくそのあたりが、たまり漬けとは違った方向に向かったのかもしれない。が、あれはあれで味のなにかコンセプトを持っていたのか、胡瓜については昔の品種にこだわっていたようだ。今の胡瓜じゃたまり漬けにならんしね。
 東京たくあんというのはよく知らない、っていうか、あれは糠漬けで、たくあんかよと思う。
 ⇒新右衛門 漬物自慢 おくに
 たくあんについては戦争との関連でもう少し調べてみるかという思いがあるがよくわからない。私の母が戦後たくあん工場で勤めていたでのあの時代のたくあんのことはほぉとわかるものがある。
 私は一時期厳格なマクロバイオティクスをやっていたので、桜沢の勧めるたくあんとかを食っていた。マクロバイオティクスにはいろいろな流派があるご時世となったが、オリジナルに近いものを食ってみると、ほぉこれが日本の味か、戦前の味かと思うことがある。伝統食っぽく見えるが意外とそうでもないのもおもしろい。桜沢が子供のころ食ってたものは意外に近代的なもので、彼の志向は擬古でもあり、実際の食の伝統はよくわかっていなかったのだろう。日本の伝統食は海産物や動物物も少なくはない。
 で? 柴漬け。ああ、これは困ったな。これはすごい難しいと思う(京野菜と発酵の加減)。ネットとかだと購入できるか。京漬け物なんてふつうの人間が食うもんじゃないよとか思う。