日経 春秋

 国際的なメディア監視団体「ジャーナリスト保護委員会(CPJ)」の調べによると、この15年間にロシアでは、42人のジャーナリストが殺されているという。その数は、イラクアルジェリアに続く世界3番目で、事件のほとんどは未解決のままだ。

 この事件に対するブログの反応もちとむっとくるものがあるのだが。というのは、アンナ・ポリトコフスカヤ殺害は酷い話だが、が、というのはこういう話は知っているのかね、と。
 こういう話⇒世界・フィリピン:ジャーナリストに付き纏う「殺される」リスク

 CMFRの計算では、7月31日のメレンドレス殺害により、アロヨ政権下で死亡したジャーナリストの数は30人に達するという。20年に亘るマルコス独裁の崩壊からアロヨ政権誕生まで14年間の死亡ジャーナリストは31人で、犠牲者の殆どが、地方町村のラジオ局に勤務し、有力市長、知事、犯罪組織のボスから睨まれている者達であった。
 パリを拠とする国境無き記者団(RSF)によると、フィリピンは、戦争に引き裂かれた2003−2005年のイラクに次いで、ジャーナリストにとって最も危険な国という。昨年は、マフィアの様な方法で7人のジャーナリストが射殺された。

 こういう記事をきちんと上げているJANJANは偉いと思うよ。