中岡望の目からウロコの話

 ⇒中岡望の目からウロコのアメリカ ≫ アメリカの保守派の論者が考える安倍政権の”国の形”

PS:
韓国の潘氏が国連事務総長に選ばれそうです。日本政府の国連安全保障理事会常任理事国入りの熱意も、小泉政権の終焉とともに消えてなくなりそうです。国連総会に総理も外務大臣も出席しませんでした。本当に日本の国際的なプレゼンスを高めたいと思うのであれば、日本人の総長を誕生させるほうがよほど効果的だったでしょう。しかし、残念ながら、日本にはそれにふさわしい人物が見当たらないようです。緒方貞子さんが国連難民高等弁務官を務めましたが、彼女が国際社会に与えた影響は非常に大きなものであり、日本人に対する認識を改めさせる効果があったのではないかと思います(蛇足ですが大学時代、彼女の外交史のクラスを取ったことがあります)。翻って考えれば、安保理常任理事国入りの現を抜かしたりせず、事務総長のポストを手に入れたほうがよほど日本にとって良かったのではないかと思います。でも、その要職に耐える日本人がいるのかな・・・

 あのですね、国連事務総長というのは、もともと強国というか先進主要国からは出ないことになっているのですが……。