「ブログは始めてみたが、もう何を書いてよいのか分からない」と悩んでいる人のための三冊

 私の「ぶくまのクネクネさは自ら情報を発信する側にならなければ理解できない」という言葉にもかかわらず、「ブログは始めてみたが、もう何を書いてよいのか分からない」とうるうるする人たちが私のまわりにも何人かいる。今日はそんな彼らのための推薦図書三冊。
 

1冊目。

 

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アラン定義集: 神谷 幹夫
 ネタの宝庫である。これを写し取る。自分と感性とか考えが違うかなという点を書き換える。キーワードを /不幸/非モテ/g みたく置換してもよい。仕上げは、全体をきっこ文体とかうるるん文体とかま、ありげな文体にする。なんか自分の主張のような気がしてくる。アップロード(って言葉最近使わないですね)。
 

2冊目。

「 生誕の災厄: 本: E.M.シオラン,出口 裕弘」
 人生の真実とはこの書籍のなかにすべてある。ネガティブ・シンキングを学びたい人にもよい。
 シオランは何を読んでもよい。どれを読んでも同じだという人もいるくらい。
 おまけに。

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告白と呪詛: シオラン,Cioran,出口 裕弘

八十歳に近づいたシオランによる本書は、「最後の作品」となる可能性が高い。皮肉、毒舌を発しつつもここには、激烈さや暗さよりいっそ軽みとユーモアが漂う。

 八十歳に近づいたシオラン
 八十歳に近づいたシオラン
 八十歳に近づいたシオラン
 
 ⇒エミール・シオラン - Wikipedia

エミール・シオラン(Emil Cioran/(仏) Émile Michel Cioran, 1911年4月8日 - 1995年6月20日)は、ルーマニアの作家・思想家。

 84歳死去。
 な、長生きじゃん!!
 

3冊目。

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自省録: マルクス アウレーリウス,Marcus Aurelius,神谷 美恵子
 私の高校生のころからの愛読書にして、「ガープの世界」の裏面。
 世の義務のために人間は生きているということを若くして知るべきだし、ブログとかに書き散らすべき。