タイ・クーデター

 うーむ、そうきたか。予想外だったが、起きてみてビックリというほどでもない。市民は、ああ、またかの部類か。タクシンつぶしもだろうが、経済に賢い国民だからそう悲劇的な展開にはならないだろうが、南部の問題が大きいか。
 米国は様子見。
 ⇒Sankei Web > 国際 > 米、タイクーデターの判断保留 冷静な対処呼び掛け(09/20 09:14)
 経済は微妙、っていうかヤフーのほうが問題じゃね?
 ⇒Sankei Web > 経済 > NY株、タイ・クーデター嫌気で続落 14ドル安(09/20 07:56)
 ⇒livedoor ニュース - [タイ]クーデター、軍「首都制圧」 首相は非常事態宣言

 タイでのクーデターは、1991年2月にスントン軍最高司令官らがクーデターで憲法を停止し、軍政を敷いて以来15年ぶりになる。
 タイの憲法規定では、国王が三軍を統帥しており、プミポン国王の意向が国軍の方針を決める大きなかぎを握りそうだ。

 落とし所はプミポン
 ⇒ที่ร้าง - クーデター!!??

 タイでは政権交代の際にクーデターがおこることは別に珍しいことではないし、国民も特に混乱することはない。なぜなら、国王がいるからだ。いわば、水戸黄門様が常に控えておられるわけで、今回も首都を制圧した軍部はすぐに国王にクーデターについて報告をしている。まったく平和なもんで、タイ人はメッセンジャーの名前に「会社帰りめっちゃ戦車がおった!」とか、大銀行の幹部でさえ「明日会社にいかなくてもいい、やったー」みたいな雰囲気だ。街頭で戦車や軍隊の写メールをとる人たちの写真も報道されて、クーデターといえば血なまぐさいイメージがある人にとってはわけがわからない事態が進行しているように見えるかもしれない。

 南部⇒FujiSankei Business i. 国際/タイ 相次ぐ爆弾テロ、経済に陰 ホテル、予約キャンセル続々(2006/9/20)