朝日社説 ビラ配り無罪 うなずける判決だ

 特に反論もないし裁判所結果にも異論はない。ただこうした社説を読むとき、庶民の生活感とは違うなと思う。

 判決によると、被告の住職、荒川庸生さん(58)は、オートロックのないマンションに玄関から入り、最上階から順に各戸のドアのポストにビラを入れて回った。配ったのは共産党の区議団だよりや都議会報告などだった。

 沖縄で安い賃貸マンション暮らしをしたことがある生活感覚でいうと、「順に各戸のドアのポストにビラを入れられる」のは相当に嫌なものである。そういえば、先日、知人の家に行ったら、ドアのポストがガムテープで封鎖されていて、なんかあったのかと聞いたのだが、火のついたものを投げ込まれる事件を聞いて恐くなったとのこと。ジャーナリストの山ちゃんがそうだった。また、共用廊下に見知らぬ人が歩かれるもの緊張するらしく、そのためににこやかに「こんにちは」言うのだそうだ。
 現在のマンションの大半はエントランスにオートロックがある。これは実際には住人のケツについていけば入れるわけで、そこから新聞勧誘員が入ってくる。これはけっこう困るものだ。
 ま、ようするに今回の問題で庶民生活的にどうかなというのはこのオートロックの扱いだろう。現状ではグレーだし、ちょっと穿った言い方だが、新聞勧誘と関連があるので、そこは新聞では扱えないのだろう。
 ってな話がオーマイニュースに載ったらいいのにね。