ゲド戦記 下馬評 案外よく出来ているのかも。

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原作通りに出来てます。これなら世界中の原作ファンは文句言わないだろう非常に堅実な仕事です。
初監督という事もあり父と違って演出で暴走できなかったのでしょうし、
皆が言うほど悪いとは思いません。
欧米での評価は違ってくるかもしれませんので日本の興行だけで全てを語る事はできない。

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内容を見ていて、不思議に思う部分も多かったので、
もう少しわかりやすくストーリーに組み込んでほしかったです。
終わった後に心に残るものがなくて、残念でした。

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結構辛辣な評価を下してる方も多いですが、そこまでとは思いません。
確かに、原作を読んでいても分かりにくいところはありました。が、壮大な物語をよくあそこまでまとめられたと思います。少々説明不足は否めませんでしたが(テルーことや、生死両界の扉の件は原作全巻読んでいないと分かりませんし)。
それでも、最近の映画には無い、ストレートに答えを出さない(出せない)物語は普遍的な「生と死とは」というテーマを持っていますし、今の時代によく合う内容だったのではないでしょうか。…子が親を、親が子を殺すような時代ですから。
「分かりにくい」という評価は、映画を真剣に見ての結果だと思います。真剣に見てつまらないと思われたのなら仕方が無いことです。けれど、これから本公開に合わせて見る方たちは、他の方の意見に惑わされず、素直に映画を見てほしいです。「分からない」というのであれば何が分からないのか、考えてみるのもいいのかもしれませんね。

 つうかなぜ、テルーが3巻に出てくるのか?
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先日、試写会に行って参りました。私は原作を全て読んでいるのですが、あの内容をここまで分かりやすくしただけでも凄いと思いましたが・・・ただ、皆さんがテナーの存在やテルーの存在が?って思うのも仕方ないなとも思いました。

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個人的には、影が実は光であり、自分自身が影になっていた、という
設定が良かったです。

 それって1巻でしょ?
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私は原作を全く読んでいません。何の前知識もなく作品を見て、まず何故アレンは父親を殺さなければならなかったのか、そもそものストーリーの発端からわかりませんでした。
帰宅後いろいろ調べましたが、外伝を含めて6巻構成の原作の、3巻だけを切り取って突然見せられても、わかるわけがありません。
アレンの影の部分は1巻のゲドの若き日と通じるものがあるし、テナーというゲドが心を許している女性については2巻を読まないと関わりがわからなそうだし・・・。

 アレンの父殺し? なぜ3巻にテナー? アレンの影?
 わからんことばっか。
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全6部からなる原作のうち3作目を映画化したのが今回の映画なのですが、あまりに説明不足で、原作を読んでいない人には楽しめません。
 
なぜアレンは父を殺したの?
なぜテルーは○なの?
なぜ賢者は・・・なの?
なぜこの世界には名前が2つあるの?
 
というように、謎が多くて理解できません。

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しかし、何はなくとも、少女テルーのあのアカペラの歌は心に染み渡る。なんとも心が和む。素敵な歌声。最近歌が良くてヒットする映画が多い!!黄泉がえりや、タイヨウのうたなど。

 テルーの歌?(声もまともに出ないのに?)
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テルーが突然 ドラゴンになったところなど、映画上映中にも関わらず、隣の友人と「なんで?」と顔を見合わせてしまいました。

 それは5巻。
 もうわけわかめ
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何が酷いって、そりゃもうストーリーが破綻していますがな。
そもそもゲドの舞台を2時間やそこらでまとめよう、しかもⅢ、Ⅳを一緒に、というのが土台無理な話。
英雄活劇、恋愛活劇という路線に無理やり乗せようとし、レバンネンの性格はねじまげられ(レバンネンはI部のゲドみたいな状態になってるし)、テルーは恋愛路線に乗せるために著しく美化されています(片手つぶれてないしね)

 テヌハーテハヌーのイメージが。